18Jul
アイソレーションとは、体のそれぞれの部分を別々に動かすことです。ベリーダンスでは、この動きがとても大切になってきます。
例えば、膝を小刻みに動かしながら胸を上下させたり、ヒップドロップをしながら頭の高さを変えないようにしたり・・・などです。
アイソレーションのコツは、体幹を鍛えることと、上半身の引き上げ、そして重心を下げることがポイントです。この三つが全てできている必要があります。
例えば、どんなに上半身を引き上げれていて、下に重心を持っていくことができていても体幹が鍛えられていないと、移動するたびにふらふらしてしまいます。
また、上半身を引き上げたまま、重心も一緒に引き上げてしまうと、骨盤が動く余裕ができなくなりますよね。
ベリーダンスを始めて間もない頃は、この「骨盤が動ける余裕を作る」というイメージがなかなか掴むのが難しいと思います。
身近なものに例えますと、「トイレットペーペーのホルダー」をイメージしてみてください。
軸にトイレットペーパーを通していますが、左右は隙間がありますよね。もし隙間がなかったらどうなっているでしょうか?
キツキツでトイレットペーパーは動かず、回らなくなりますよね。
もし、中に通っている軸がブレぶれだったらどうでしょうか?
全体的にブレブレになってしまったり、ホルダーからペーパーが落ちてしまうかもしれませんよね。
ベリーダンスも同じです。隙間を作る=リラックスさせて重心を下げることで、動いてもキツキツにならない余裕を作ること、そして体幹を鍛えることが上達への早道です。