17Oct
ベリーダンスは、その名の通りべリー(=お腹)のダンスなので、お腹が全く動いていないのに、ただ布をひらひらさせたり、手だけひらひらしている・・・というのはダメです。
ですが、実際に目が行くのはどうしても手や姿勢などです。
優先度はお腹の動きが高いのですが、そうはいっても目立ってしまう「手の動き」について今日は少しお話しようと思います。
これはあくまでも私個人の考え方なので、これが絶対正しいとうわけではありません。そのことを前提に読み進めていただければ幸いです。
ベリーダンスの手の動きというのは、その人のキャラクターが一番現れやすいところです。
なので、同じようなポーズをしてみても、自信のある人だったらピンと手を伸ばすでしょうし、ちょっとシャイな人なら手が少し緩んだ状態になるかもしれません。
でも、私はそれはそれで良いと思っています。もともとソロのベリーダンス、ダンサー一人一人の魅力をそれぞれ最大限に引き出していきたいと思っているからです。
手の長さや首の長さだって人によって違いますし、フラダンスや他のダンスのように、ピシッと合わせたほうが確かに群舞では綺麗だと思いますが、できるだけ自由にしたいほうです。(発表会などでどうしてもあわせないといけないときはやむなく・・・という感じです。)
以上、手は自由に!・・・とお伝えしましたが、じゃぁなんでもいいの?というわけではありません。
自由に「美しく!」です(笑)
ベリーダンスの動きにはもともと意味がありません。フラダンスだったらそれぞれの動きに意味がありますが、ベリーダンスはありません。
その分自由度は高いのですが、美しくないとダメです。^^;
では、最低限どうやったら美しく見えるか・・・ということですが、
①鶏がらスープみたいにならない
よくありがちなのが、鶏がらちゃんの手です。肘が曲がった状態で手の力だけ抜くと、鏡を見るともう二度とベリーダンスを踊りたくない!・・・というくらい酷いです>< そんな私は1~2年ずっと鶏がらちゃんの手でした。お腹の動きばかり頑張っていて、手は殆ど気に掛けていなかったので、いつまで経っても綺麗に見えませんでした。
②手のひらの力を抜く
③親指を手のひらと離さない
④肩を上げない
⑤首を前のめりにしない
⑥導線は線の動き
手の動きが自由なことの前提には、綺麗な姿勢を保っていることが条件です。
以上の6つのことを最低限気をつけてみてください。後はどんな自由な手の動きにしてみても、なんとなく綺麗に見えるはずです。