26Sep
これは自分自身もそうなのですが、自分の中ではがんばって大きく動いているつもりなのに、動画に撮って客観的に見てみると動きが小さく、全然動きが見えない・・・なんてことがあります。
特にベリーダンスの動きは繊細で、大きくダイナミックに動くものではないので、なかなかムーブメントをはっきりと見せるのは難しいものです。
例えばフィギュアエイトのツイスト。
この前生徒さんをお一人ずつ回ってアドバイスしていたときに、みなさん「こんなにねじるんですか?!」とびっくりされてました。
ねじるためのわき腹の筋肉が鍛えられれば鍛えられるほど、綺麗ではっきりとしたエイトが描けます。
でも、ねじるための筋肉が充分でない場合は、がんばっていてもあまりしっかりとねじれていません。
制限速度60キロの道があるとします。時速150キロまで出せる車が60キロの速度で走るのと、時速60キロまでしか出せない車が、がんばって60キロ出すのとでは、圧倒的に150キロまで出せる車の方が負担もなく、楽ですよね。
ベリーのムーブメントも一緒です。まずは可能な限り動きを大きくします。なんか大きすぎてぐらんぐらんして変だな・・・って最初は思うと思います。
でも、それで筋肉がついてきて徐々に身体のコントロールの仕方が分かってくるはずです。