30Jan
ベリーダンスの動きは、基礎一つとっても、体に染み込ませて自然に動けるようになるには年単位で時間のかかるものです。
そこで今回は、練習しているのに上達しない動きの謎に迫ります。
まず、アンジュレーション。
やり方は、「アウト→イン→スライド(インの状態のまま)」プラス「前後の重心移動」です
胴体を波打たせる動きです。レッスンでもとても苦労されている方が多いこの動きの謎に迫ります。
①アンジュレーションに必要な腹筋がついていない
→布団の上に寝転んで、背骨を一本ずつ布団から剥がすようにゆっくりと腹筋を続けます。この動きでアンジュレーションに必要な腹筋がついてきます。
②前後の重心移動が上手くできていない
→アンジュレーションをしながら歩けない方は、前後の重心移動が上手くできていません。しっかり、前に体重をかける、後ろに体重をかけるという練習をしましょう。その際、方より上が一緒についていかないように気をつけます。何かポールや柱などを持って練習するといいと思います。
③背中と肩の力が抜けたり入ったりしすぎている
→頑張りすぎるとこのような状態になります。アンジュレーションの時に、肩甲骨の間の背中が動きすぎているとおかしく見えてしまいます。また、肩もすくめないように気をつけましょう。
④インアウトの基本ができていない
→インの時に違うお腹の筋肉を使っていたり、アウトの時に腰の力を利用していると、ぎこちないアンジュレーションになります。
私はビギナークラスでもアドバンスクラスでも、レッスンの始めでは必ずアウトとインの練習を入れています。しつこいと思いますが、
他の動きの全ての基本となる動きなので、しっかりトレーニングしましょう。
いかがでしたか? アンジュレーションの練習の時は、横から鏡を見た方が気づきやすいと思うので、鏡をチェックしながら練習してみてください。